店舗情報掲載ガイドライン

「ひゅーまんぐるめまっぷ」は、
“食”を通じて人と人がやさしくつながる場所を紹介するまっぷです。

私たちは、飲食を主役に、人の温度や物語が感じられるお店を中心に掲載しています。
その一方で、音楽・アニメ・アート・ファンタジーなど、
独自のテーマや世界観を持つ飲食店も、地域の食文化の大切な一部だと考えています。

このページでは、そうしたテーマ性・カルチャー性を持つ飲食店の掲載方針を明確にし、
多様な人が安心して利用できる情報環境を守ります。

掲載判断の基本方針

法令上の基準と、ひゅーまんぐるめまっぷが大切にする価値基準はそれぞれ別の観点にあります



観点 目的 判断軸
法的基準 法令に基づいた適正な営業と、ブランド趣旨に沿う掲載 接待行為・営業許可の有無
ブランド的基準 “食文化”と“人と人との関わり”の可視化を守り、特定の性別やセクシャリティに限定されない、多様で安心できる関わりを尊重する 飲食と人との体験価値があるか

法的に問題がないことを前提としつつ、
「ひゅーまんぐるめまっぷ」の理念に沿って、
食と人とのつながりを中心にした掲載方針を定めています。

掲載可否の判断基準

1. 食を中心に、どのような時間が生まれているか



タイプ 掲載方針
食体験型 居酒屋、バー、レストラン、立ち飲み、等 掲載可
文化・テーマ型 音楽バー、アニメバー、ゲームバー、等 掲載可(世界観・文化性を重視)
体験型(飲食サブ) コンセプトバー、ガールズバー、メンズバー、等 審査あり(ケースにより判断)
※特定の性別・セクシャリティを対象とした接客スタイルの場合、掲載を見送ることがあります

「ひゅーまんぐるめまっぷ」は、
“推し文化”=好きなものや世界観を通じて共感が生まれる文化を大切にしています。

アニメ・音楽・ファンタジーなど、世界観を通してつながる場所は、地域の食文化の一部でもあります。
一方で、恋愛的・性的な親密性を目的とするサービスや、特定の性別・セクシャリティを前提とした接遇を主軸とする業態は、掲載対象外としています。

「接遇」とは、一般的な飲食店の接客とは異なり、恋愛的・個人的関係の構築を目的とする行為を指します。
(例:指名・ドリンクバック・同伴・チェキ等による個人関係の形成)

2. 人と人がどんな関わり方でつながるか

食や趣味を通じて生まれる関係には、さまざまな形があります。
「ひゅーまんぐるめまっぷ」では、特定の性別や立場に限定されず、
誰もが安心して関われる“やさしいつながり”を守ることを大切にしています。



観点 掲載可否
食を通じて自然な会話や交流が生まれる 掲載可
趣味や文化を通じて共通体験でつながる 掲載可
恋愛的・擬似的な親密関係の形成を目的とした接遇 掲載不可

3. 表現や世界観に特色のある飲食店の掲載について

アニメ・ゲーム・音楽・ファンタジーなど、独自の文化や世界観を持つ店舗は、
以下の要素を満たす場合、掲載対象としています。

  • フード・ドリンクへのこだわりがある
  • 店舗の世界観やテーマが文化的・創作的である
  • 接客よりも体験・趣味・文化を中心とした交流が生まれる
  • 男女問わず、誰でも気軽に利用できる雰囲気がある

4. テーマや演出の一時的な変更について

店舗が期間限定で特別なイベントを実施する際、
服装・外見・演出などの恋愛的・性的要素を強調する内容に該当する場合は、該当期間中の掲載を一時停止・非公開とさせていただく場合があります。

掲載方針まとめ



区分 掲載方針
飲食・文化を中心とした店舗
(居酒屋・バー等)
掲載可
飲食+趣味文化が両立する店舗
(音楽バー・ゲームバー・コンセプトバーなど)
掲載可(内容により個別確認)
特定の層を前提とする接客型店舗
(ガールズバー等)
掲載不可
接待・指名・風営法1号許可業態
(キャバクラ・ラウンジ等)
掲載不可
一時的な服装・演出イベント
(浴衣バー・制服イベント等)
掲載不可(期間中は非公開対応)

このガイドラインの目的

ひゅーまんぐるめまっぷ」は、
食を通じて人と人のつながりや物語が生まれる場所を応援します。

このガイドラインは、掲載店舗・利用者・地域コミュニティが安心して関われる
多様でやさしいインターネットの実現を目指すものです。

性別・セクシャリティ・立場を問わず、誰もが安心して“推し”や“好き”を発信できるまっぷを、
私たちはこれからも育てていきます。

掲載対象外となる店舗様へ

「ひゅーまんぐるめまっぷ」では、
地域で営まれるさまざまな飲食文化やサービスの形を尊重しています。
掲載対象外とさせていただく店舗様の中にも、
多くの方の努力や創意工夫によって成り立つ、大切な文化や魅力が存在します。

掲載を控えさせていただく理由は、
それらの価値を否定するものではなく、
当サービスが掲げる「食と人とのつながりを中心に可視化する」という目的との方向性の違いによるものです。

どのような業態であっても、地域の人々の出会いや想いを支える場所であることに変わりはありません。
「ひゅーまんぐるめまっぷ」は、そうした多様な営みの存在そのものを尊重し、それぞれの文化が健やかに発展していくことを心から応援しています。